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精油とハーブのプロフィール事典《フランキンセンス・ソコトラナ(ボスウェリア・ソコトラナ)Frankincense socotrana》
英名:Frankincense socotrana ボスウェリア・ソコトラナ植物画:plantillustrations.org
フランキンセンス・ソコトラナは(ボスウェリア・ソコトラナ)は、イエメンのソコトラ島に固有の乳香樹です。亜熱帯または熱帯の乾燥した林や低木地帯に自生しています。ゆっくりと成長する樹で生育条件によって低木または中木になります。外観は非常に多様で幹がねじれているものもよく見られます。樹皮は紙のように薄く剥がれ落ち、最初は赤褐色ですがやがて灰色に変わります。葉はボスウェリア属の中で最も小さく、淡い緑がかった黄色もしくは赤みがかった色の花を咲かせます。ソコトラ島では樹脂の採取や輸出が制限されているため、6月から9月にかけて月に1度だけ樹脂を採取します。現地ではこの乳香は「タリア」と呼ばれており採取は商業的でないためイエメン以外ではほとんど流通していません。樹脂を採取するために樹を伐採したり幹を傷つけたりすることはせず、枝や地面に自然に落ちた樹脂を採取しています。そのため樹脂には樹皮や小枝、砂や塵芥などが混じっている場合があります。ソコトラ島産の希少な乳香にはこの他にサマナ乳香やアメーラ乳香などがあります。 樹液や樹脂にはボスウェリア酸、精油、テルペノイドなどが含まれ、抗炎症、抗酸化、抗菌、抗真菌などの作用があり、現地住民はこの樹脂を噛んで口腔衛生に役立てています。樹脂はアルコールや温めた植物油によく溶けるので現地では主に香料や伝統療法に使われてきました。古代フェニキアの神話では不死鳥の巣は乳香と没薬の樹で作られ、ソコトラ島のハジヒル山脈の最高峰に位置すると考えられていました。ソコトラ島の乳香は自らを燃やしてその灰から蘇る不死鳥伝説のように生命の永続性と逆境を乗り越える力の象徴です。芳香は穏やかでフレレアナ乳香やネグレクタ乳香に似ており、樹脂を燃焼すると温かみのあるウッディ、ほのかな柑橘の香りなどが複雑に混ざり合った独特な香りです。香煙は心を落ち着かせてリラックスさせるため瞑想やスピリチュアルなワークに適しています。
インセンスの使用部位:樹脂 一般的なインセンスに期待される作用:浄化、保護、抗菌、抗炎症
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