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精油とハーブのプロフィール事典《ホーリーフ Ho leaf》
英名:Ho leaf ホーリーフは、ホーウッドという台湾を原産とするクスノキ科の高木(の葉)です。ホーウッドは日本、中国では「芳樟」(ほうしょう)、台湾では「臭樟」(しゅうしょう)と呼ばれています。ホーウッドはクスノキの変種で、精油は葉部から抽出されます。木部から抽出される精油は「ホーウッド精油」として区別されています。日本へは昭和の初期に中国、台湾より香料として入ってきました。アロマセラピー界では歴史の浅いホーリーフ精油ですが、乱伐により絶滅の危機に瀕しているブラジル産ローズウッドの代用品として近年注目されています。化学組成も似ており、ローズウッド精油に比べると安価です。ローズウッドオイルの消費が熱帯雨林の破壊につながる懸念から、特に環境問題に関心を寄せる人たちを中心にホーリーフ精油への代用が広がりつつあります。ホーリーフ精油のケモタイプにはカンファー、シネオール、リナロールの3種類があります。なかでもリナロールタイプのホーリーフはマイルドで使いやすく香りもやわらかです。花、柑橘、樹脂、葉、樹木など、どの精油ともブレンドしやすい重宝な香りです。 《ホーリーフ精油》の作用 一般的な精油に期待される作用:殺菌、抗菌、抗真菌、抗ウイルス 心への作用:こころを元気づけ、気分を高揚させる働きがあります。精神が疲労している時に。 ヒーリングの作用:不必要な荷物を心から降ろします。気持ちをほっと安心させ、明るくします。 キーワード:疲労回復、明瞭 相性の良い精油:何にでもよく合います。ゼラニウム、パルマローザ、ローズ、ジャスミン、ラベンダー、フランキンセンス、サイプレス 禁忌:カンファータイプは皮膚刺激と神経毒性があるため、使用には注意が必要です。 《ホーリーフ精油》を使ったホームケアの方法 ◆喉の痛みに ◆気管支系のトラブルに ◆疲弊した肌、加齢肌のスキンケアに ◆元気がない、気持ちの落ち込み
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
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