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精油とハーブのプロフィール事典《マヌカ Manuka》
![]() 英名:Manuka ![]() ニュージーランドの先住民マオリ族に長年愛用されてきたマヌカは、別名をニュージーランドティートリーあるいはネズモドキとも言います。ただし、いわゆるティートリー植物とは異なる種類です。マヌカは強い生命力を持ち、自然播種する植物です。葉には多くの油胞があり、植物全体から強い香りがします。マヌカの花は1年のうち4週間だけ咲き、現地では「癒しの木」「復活の木」と呼ばれ、マオリ族の間では伝統的な薬草として傷、腫れもの、皮膚病の手当てに用いられてきました。これらの使い方からニュージーランドの国立大学などで現在応用研究が進んでいます。マヌカ精油は近年になってアロマセラピー界に加わった新種です。商業栽培がされていないため、精油は主に野生種から抽出されます。健康食品の「プロポリス」を思わせる独特な香りです。強い抗真菌、抗菌の作用があり、免疫力を高めます。殺虫作用があるので、ペットのノミ予防に使用されます。マヌカの花から取れたハチミツはマヌカハニーとしてよく知られています。マヌカハニーは色が濃く、独特な味わいで一般の蜂蜜とは味が全く異なります。マヌカハニーには強い殺菌力からピロリ菌除去の作用があり、かゆみを抑えるトリケトン成分が含まれています。トリケトンは精油にも含まれており、この成分が一定量含まれていることがマヌカ精油の品質の良さに関わっています。マヌカハニーは傷の治癒に有用で、ニュージーランドの病院では火傷、皮膚の潰瘍、細菌による感染にマヌカハニーが使用されています。
一般的な精油に期待される作用:鎮痛、殺菌、抗菌、抗真菌、抗ウイルス、抗アレルギー、抗ヒスタミン、デオドラント、免疫賦活、鎮静 心への作用:ゆったりと心を落ち着けリラックスさせます。感染予防をしたい時、空気を清浄に保ちたい時にも。 ヒーリングの作用:現実的な元気を出させ、生命力を引きあげます。直観力を鋭くさせ、自立心をサポートし、病気と決別する意識を育てます。 キーワード:復活、回復、生命エネルギー 相性の良い精油:香りは独特でくせがあるため少量を加えます。花系、ハーブ系、樹脂系と相性が良い。イランイラン、ベチバー、パチュリー、マジョラム、ティートリー 禁忌:マヌカ精油は乾燥させる性質があるため肌使用は注意します。
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