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精油とハーブのプロフィール事典《ユーカリ・ラジアータ Eucalyptus radiata》
![]() 英名:Eucalyptus radiata ![]() ラジアータには「光の輝きを持つ」の意味があり、別名「ナローリーフペパーミントガム」とも呼ばれます。ユーカリはオーストラリア産のラジアータ(ラディアータ)、ブルーガム(学名からユーカリ・グロブラスとも)、ブルーマリー、スミシー他、たくさんの種類があります。ユーカリの種類は約600種ですが、市場に出るのはそのうちの20種ほどです。樹木の成長が早く、高さは100mにも達することがあります。葉の中に精油分を多く含むため、収油率(精油が抽出される割合)が非常に高い植物です。ティートリーと並んで地場産業となるオーストラリアの代表的精油です。ユーカリはオーストラリアの原住民アボリジニ族が長年愛用してきた木で、アボリジニ族たちはユーカリの枝葉を燃やし、その煙を吸入して自然療法に役立ててきました。精油は爽やかで甘くクセのない軽い香りを持ちます。ユーカリ・グロブルスに比べると刺激成分が少なく使いやすいため、アロマテラピー初心者にも好感度が高いです。抗菌、抗ウイルス作用に優れ、ウイルスやバクテリアによる感染予防を行います。特にユーカリ・ラディアータは花粉症に対してはファーストチョイスされ、呼吸器系のトラブルや鼻、のどの不調にも有用です。意外なようですが、すっとする香りは安眠を促す作用もあります。
一般的な精油に期待される作用:抗菌、抗ウイルス、抗カタル、抗真菌、抗炎症、鎮痛、解熱、去痰、鎮咳、うっ血除去、デオドラント、免疫強化、昆虫忌避、覚醒、集中 心への作用:気持ちが沈んでいる時にユーカリの香りが刺激を与えて心を引き上げます。長く続く雨、曇りの日などに憂うつな気持ちを明るくさせてくれます。怒りやショックなどの感情を鎮静し、心を平静にする働きがあります。眠気防止にも役立ちます。 ヒーリングの作用:自由で楽観的なものの見方をもたらします。大らかさ、囚われない心、小さな事にこだわらずに生きられるように心の広さを与えます。自立心、父性のサポートを行います。 キーワード:開放、肯定する、楽観性 相性の良い精油:柑橘系、ハーブ系と相性が良い。ペパーミント、ティートリー、マートル、ラベンサラ、ニアウリ、サイプレス、ジュニパーベリー、ラベンダー・トゥルー、ラベンダースパイク、マジョラム、ローズマリー、ゼラニウム 禁忌:肌使用は皮膚刺激の可能性があります。香りを吸入する場合にはごく低濃度(香りがしないくらい)に抑えます。乳幼児への使用は避けます。
◆花粉症、アレルギーに ◆筋肉痛、肩こりに ◆打撲、捻挫に ◆風邪、インフルエンザのひきはじめに ◆風邪、インフルエンザ予防のセルフリンパマッサージに ◆消毒に ◆軽いすり傷、虫刺されに ◆デオドラントに ◆蚊除けに
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
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