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精油とハーブのプロフィール事典《メイチャン(リツェアクベバ、リトセア)May Chang》
![]() 英名:May Chang、Litsea cubeba ![]() メイチャンは学名に因んだ別名であるリツェアクベバ、リトセア・クベバ、あるいはリトセアとも呼ばれています。中国、日本、台湾、インドネシアを原産とするクスノキ科ハマビワ属の落葉小高木で胡椒の粒のような小さな実をつけます。葉、木部、実に芳香があり、小粒の実の様子が算盤の珠のように見えるので別名を「ソロバンノキ」、辛味のある香りから「ショウガノキ」の別名もあります。精油は小さな実を水蒸気蒸留して抽出します。中国では料理の香りづけに使われ「チャイニーズ・ペッパー」とも呼ばれています。日本では沖縄〜九州にかけて分布し、芳香性を持つ木質部は「アオモジ」の名で爪楊枝として利用されます。精油はレモングラスをさらに洗練させた印象の爽やかで上品な芳香を持ちます。特長的なレモン様の香りから柑橘系精油のカテゴリーに入れられる事がありますが、メイチャン精油には光毒性は認められていません。アロマテラピーでは比較的歴史の浅い精油で、デオドラント作用がある事から香水や化粧品に使われてきました。くせのない香りは男女問わず人気があります。抗菌および抗真菌作用があるため、部屋の空気浄化などに適しています。
一般的な精油に期待される作用:刺激、高揚、抗うつ、抗菌、抗真菌、収れん、昆虫忌避 心への作用:気分を高揚させ、精神的な疲労や不安感、落ちこみの心を引きあげます。爽やかで刺激的な香りがやる気、元気を引き出してくれます。 ヒーリングの作用:オーラをさっと風でそよがせるような心地よいエネルギーを運びます。爽やかで軽やかな瞬間の気分転換として働きます。オーラの一服の清涼剤となります。 キーワード:清浄、リフレッシュ 相性の良い精油:サイプレス、パイン、ローズマリー、ジュニパーベリー、ユーカリ 禁忌:皮膚刺激の可能性があります。シトラール成分(ネラールとゲラニアール)は眼圧を上昇させる可能性があるため、緑内障の方の使用は要注意です。
◆ニキビ肌、オイリー肌のスキンケアに ◆気分の落ち込み、不安感に ◆室内の消毒、感染予防に ◆汗の臭い消しに
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
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