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![]() ![]() バルト海沿岸で採れたアンバー(琥珀)樹脂です。バルト海沿岸地域はアンバーの名産地として知られており「バルティック・アンバー」、「サクシナイト」(Succinite)と呼ばれ、3〜8%のコハク酸を含んでいるのが特徴です。バルティック・アンバーは4000万年もの年月をかけて古代のマツ科の針葉樹(総称:Pinus succinifera)が化石化した天然樹脂です。現在では絶滅した古代樹木の化石樹脂には太古の地球の痕跡である様々なインクルージョン(内包物)が残されています。アンバーの歴史は非常に古く、古代エジプト人は琥珀色に輝くこの樹脂を「太陽の石」と呼び、太陽神とのつながりを深めるものとして崇め、王の副葬品にも使われてきました。古代ギリシャでは樹脂をこすると静電気を帯びることから「電気」の語源である「エレクトロン」の名前で呼ばれていました。古代中国でのアンバーは雄大な力を持つ「虎の魂」であり、守護と幸運をもたらすお守りだとされてきました。ドイツ語では「ベルンシュタイン」(燃える石)と呼ばれ、その名前のように火をつけると蝋のように溶けて燃えます。現代での琥珀は主にジュエリーとして知られていますが、アンバーの粉末やチンキは様々な文明で古くから民間療法に用いられ、香料としても使用されてきました。アンバーの香煙は悪魔を祓い、死者の魂を慰め、結婚や新生児の誕生を祝福し、戦さへと向かう兵士たちの士気を高めてきました。魔術や占いの世界では自己への理解を深め、未解決の問題を乗り越える力を得るためにアンバーを身に付け、皮膚に擦りつけて不要なエネルギーを払い落とすのに使われてきました。香煙は土っぽく重みのある松のような香りで、ムスクや没薬のニュアンスが感じられます。アンバーの持つ火の性質は太陽神経叢を保護して力を与えます。温かみのある香りは深い意識へと誘うため、時間をかけた瞑想に適しています。 ★アンバーレジン、アンバーグリスとの違い★ 当ショップの薫香用アンバーレジンは「琥珀」の粒であり、インドで作られている蜜蝋をベースに様々な樹脂とハーブを混合した練り香料の「アンバーレジン」とは異なるものです。また、アンバーはマッコウクジラの体内で作られる動物香料「アンバーグリス」(竜涎香)とも異なります。 ※ロットによって色、香り、粒の大きさ等が若干異なります。 ※本品は食品、化粧品ではありません。 プロフィール 学名:Pinu succinifera科名:マツ科 原産国:バルト海沿岸 部位:樹脂/粒 サイズをお選びください ・20g・100g お届けまでの日数 本商品はご注文日より3〜5日以内に発送させていただきます。(大量注文および商品入荷待ちの場合はお届けまでに日数を頂くことがあります)使い方 ・薫香に。・小さな袋に詰めてお守りに。 ![]() ![]() ![]()
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