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精油とハーブのプロフィール事典《ゼラニウム Geranium》
英名:Geranium ピンク色の可愛らしい花を咲かせるゼラニウムはローズゼラニウムとも呼ばれ、精油は開花前の花と葉から抽出されます。学名のPelargoniumとはコウノトリ(Pelargos)の意で、ゼラニウムの果実の形がコウノトリのくちばしに似ていることに由来しています。あるいはゼラニウムが婦人科系の調整を行い、赤ちゃんを望む方に役立つ事に因んでいるのかもしれません。気持ちのバランスを取ることに関しては大変よい精油で、特にホルモンバランスが変調する際のサポートを行います。思春期、更年期、産後のプチうつ、マタニティブルー、生理前後の不調を癒します。特に女性の場合、ゼラニウムの香りに対する反応がいつもと違う時には、ホルモンバランスの変調が起こっているようです。なお、ゼラニウムローズの名からローズ精油と間違われる事がありますが、いわゆるローズ(薔薇)種ではありません。薔薇に似て香りが良い事から石鹸、香料、香水などに商業利用されます。 ★ゼラニウムブルボン精油★ 《ゼラニウム精油》の作用 一般的な精油に期待される作用:抗うつ、収れん、瘢痕形成、細胞修復、デオドラント、止血、強壮、精神高揚、自律神経調整、皮脂分泌調整、抗菌、抗真菌、鎮静、ホルモン様 心への作用:不安や落ち込みの心を明るく高揚させます。心のバランスを取り戻し、ストレスを癒します。女性特有の気持ちの変化や更年期、思春期などのホルモンバランスが変化する時の調整を行います。 ヒーリングの作用:抑うつと興奮、過剰と減退、外向と内向などの二面性を調整し、調和させます。ゼラニウムの持つグリーンな性質は光のスペクトルの中間にあり、両極のバランスを取って中庸さをもたらします。極端すぎる考えや白黒をはっきりさせたい気持ちが強い時や物事に上手く順応出来ないと感じる時に。 キーワード:調和、中庸、順応 相性の良い精油:柑橘系、花系、ハーブ系と良く合います。ブレンドの良いまとめ役となります。ラベンダー、イランイラン、ローズ、ベルガモット、オレンジ、ローズマリー、サイプレス、ローズウッド、フランキンセンスなど。 禁忌:女性ホルモン様作用があるため、妊娠初期の使用は避けます。 《ゼラニウム精油》を使ったホームケアの方法 ◆自律神経のアンバランス、情緒不安定、うつ気味な時に ◆セリュライト予防、リンパマッサージに ◆月経前緊張症、生理痛に ◆普通肌〜脂性肌のスキンケアに ◆ヘアケアに
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
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