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精油とハーブのプロフィール事典《ダンデリオン(ダンディライオン) Dandelion》
英名:Dandelion 別名をダンデライオン、ダンディリオン、西洋タンポポとも呼ばれる春先に黄色い花を咲かせるお馴染の植物です。花は咲き終わるとふわふわの球状の種子となり、その様子が「たんぽ」と呼ばれる丸めた綿を連想することから「たんぽぽ」と呼ばれるようになったという説があります。種子は風に乗って自然播種し、茎は折ると乳状の液体が出てきます。葉には特徴的なギザギザがあり、それがライオンの歯に似ている事からダンデリオン(ダンディライオン)と呼ばれました。日本にも在来種の日本タンポポがありますが、現在見かけるものはほとんどが外来種の西洋タンポポです。この2つの違いは花のガク部分で容易に見分けられます。ガク片が外に反り返っていないものが日本タンポポです。西洋タンポポは葉と根が利用出来ますが、ハーブ療法では主に根部分を用います。黄色い花の色は特徴表示説によれば黄疸にかかった皮膚の色と同じなため、黄疸に良いとされてきました。カリウムを多く含み余分な水分や塩分の排出を行います。別名「おねしょのハーブ」と言われるほど利尿作用に優れています。腎機能、肝機能を高め、レシチンを含むことから脂肪の吸収を抑えます。母乳の出も良くなるため産後のサポートになるハーブです。タンポポの根をフライパンで弱火で炒って淹れると「たんぽぽ珈琲」と呼ばれるノンカフェインでありながら香ばしいコーヒー様の味のティーが出来上がります。就寝前やカフェインが苦手な方にはコーヒーの代用となり体内を浄化してくれるハーブコーヒーです。
《ダンデリオン》ドライハーブのプロフィール ハーブの使用部位:根 ハーブの成分:精油、イヌリン、ステロール、苦味質、ビタミン類、ミネラル 一般的なハーブに期待される作用:利尿、緩下、強肝、強胆、消化促進、強壮 注意:キク科アレルギーの方は注意します。胆汁管、胆のう、腸の病気のある方は使用を避けます。緩下作用があるため、多量の使用は避けます。 ハーブティーブレンド:ローストしたものは珈琲のようにミルクやクリームを入れると美味しい。ノンローストはネトル、ワイルドストロベリーなどとブレンド。 ハーブティーの浸出時間:4〜5分 ハーブティーの味:ローストしたものはやや苦みのあるコーヒーのように香ばしい風味。ノンローストは土の香りのするやや苦みのある味。
《ダンデリオン》ドライハーブの使い方 ◆体内浄化、余分な水分排出に ◆産後の栄養補給に ◆肝機能障害から来る皮膚炎に
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