
セスキテルペン炭化水素類
炭素と水素で出来た不飽和炭化水素で官能基はなく、毒性は低いとされています。優れた抗炎症、抗ヒスタミン、抗アレルギーなどの作用があります。抗菌、抗ウイルス作用はモノテルペン炭化水素に比べるとやや弱まります。キク科植物から抽出される精油は比較的この成分を多く含みます。香りは強めですが酸化しやすく、ブレンドでは少量を加えます。テルペン系炭化水素には他精油の毒性を和らげるクエンチング作用があります。末尾は「〜en(e)エン」で終わります。
カマズレン→ 抗炎症、抗アレルギー
β-カリオフィレン→ 抗うつ、抗不安、抗炎症、抗菌
成分例:カマズレン、サンタレン、β-カリオフィレン、アズレン、β-ビザボレン、β-ファルネセン、ジンギベレン、クルクメン、ゲルマクレンD、ジベレン、セドレン、パチュレン、ヒマカレン、ファルネセン
作用:抗感染、抗炎症、鎮静、鎮痙、抗菌、抗真菌、抗ウイルス、駆虫、免疫促進、神経強壮、血圧降下、うっ滞除去
代表精油例:ジャーマンカモミール、アトラスシダー、パチュリー、ブラックペッパー
※注意
上記作用は一般的なもので、作用の程度は使用状況や個々の状態によって差があります。上記作用に関して精油の効能を当方が保証するものではありません。

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