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精油とハーブのプロフィール事典《アルファルファ Alfalfa》
英名:Alfalfa 別名をルーサンと言い、直立した茎と3枚の葉、特徴的な形の渦巻き状のさやを持ち、クローバーに似た紫色の花を咲かせます。根は土中深く5〜10mにもなり、他の植物にはない微量栄養素を吸収します。アルファルファはその昔にアラブ人たちが、アルファルファの草を食べる馬たちが速く走ることができることに気づき、そこから有用植物として食用した事が始まりでした。ペルシア語で「最良の草(最高の食べ物)」の意を持つことから「食物の父」と呼ばれてきました。種子を発芽させたものはスプラウトとしてサラダなどに生食利用されています。栄養価が高いのでビタミン剤の原料にも利用されています。アルファルファについては近年研究が進み、ビタミン、ベータカロチン、タンパク質、ミネラル、食物繊維、葉緑素(クロロフィル)などの栄養素を豊富に含んでいることが分かりました。栄養補助食品やダイエットとしての利用も盛んです。キット栽培で家庭でも種子から手軽に育てられます。ハーバリズムでは成長した葉部分を利用します。食物繊維が豊富なことから便秘に有用で、ビタミンKが含まれるため、抗生物質の服用やアルコール摂取によって腸内フローラのビタミンKが失われた場合の良い調整補給になります。ビタミンD、リン、石灰なども含まれているため、成長期の子供の歯や骨を作るのに役立ちます。妊娠期に胎児の発育に欠かす事の出来ない葉酸を含むため、妊婦の栄養補給となり、産後の母乳の出を良くする働きもあります。葉緑素の働きで体臭の予防にも役立つハーブです。
《アルファルファ》ドライハーブのプロフィール ハーブの使用部位:葉、茎 ハーブの成分:タンパク質、ビタミン(B群、C、D、E、K)、カルシウム、マグネシウム、カリウム 一般的なハーブに期待される作用:収れん、解毒、食欲促進、コレステロール降下、利尿、緩下、強壮、栄養補給 ハーブティーブレンド:どのハーブとも合います。 ハーブティーの浸出時間:3~4分 ハーブティーの味:マメの甘みのある草の味わい 《アルファルファ》ドライハーブの使い方 ◆産前産後や子どもの栄養補給、コレステロール値の高い方に ◆便秘、お腹のガスに
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
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