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精油とハーブのプロフィール事典《レッドクローバー Red Clover》
英名:Red Clover レッドクローバーは、ヨーロッパ、西アジアおよび北西アフリカが原産のマメ科の多年草です。日当たりの良い牧草地や斜面に育ち、葉は三つ葉で濃いピンク色の花を咲かせます。属名のTrifoliumは3つの(Tri)葉(folium)の意です。種子から容易に育ち、土壌に栄養を与えてくれる植物です。3枚の葉はそれぞれ希望、信仰、愛の象徴とされてきました。「ツメクサ」の名前は江戸時代にこの植物を乾燥させたものがオランダからの船荷の箱の中に詰められていた事に由来します。当時の人がその種子を撒いたことで伝来、繁殖しました。レッドクローバーの花にはミツバチが多く集まり、美味しいハチミツが取れます。ハーブ療法では花部分を使用します。 近年、このハーブに含まれるイソフラボンに女性ホルモンのエストロゲンに似た作用がある事が分かり、婦人科系のトラブルに悩む方たちに使用されるようになりました。腫瘍の抑制を行うことから、乳がん治療に補助ケアとして利用されることがあります。抗炎症の作用から気管支炎、咳、声枯れなどにも利用されます。外用では湿疹に対して湿布法が用いられます。 《レッドクローバー》ドライハーブのプロフィール ハーブの使用部位:花 ハーブの成分:フラボノイド、配糖体、クマリン、イソフラボン 一般的なハーブに期待される作用:抗炎症、鎮静、鎮痙、利尿、去痰、腫瘍抑制、エストロゲン様、催乳 ハーブティーブレンド:ジャーマンカモミール、ローズ、ラズベリーリーフ、リコリス、ダンディライオン、ハイビスカス ハーブティーの浸出時間:3分 ハーブティーの味:ほのかな甘みと草の味わい 《レッドクローバー》ドライハーブの使い方 ◆生理痛、PMS、更年期の不調、ホルモンバランスの調整に ◆気管支炎、咳、声枯れに ◆皮膚の湿疹、傷に ◆アイウオッシュに ◆ポプリ、サシェに
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