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精油とハーブのプロフィール事典《リコリス Licorice》
英名:Licorice 匍匐性の低木で楕円形の葉と青紫色の小さな花を咲かせます。太い根茎に薬効成分が含まれ、砂糖の50倍の甘味があります。甘味成分はグリチルリチンで、カロリーは低く、漢方薬には欠かせない材料で薬用ハーブとして長い歴史があります。グリチルリチンには抗アレルギーやストレス耐性の働きを持つ副腎皮質ホルモン、コルチゾンに似た作用があります。炎症を抑えるため胃潰瘍、関節炎、リウマチ、アレルギー症状の助けになります。属名の「Glycyrrhiza」は「甘い根」を意味する言葉で、その甘さから「甘草」(カンゾウ)と呼ばれています。商業的には甘味料として菓子の材料やサプリメントなど広く利用されています。 《リコリス》ドライハーブのプロフィール ハーブの使用部位:根 ハーブの成分:フラボノイド、クマリン、イソフラボン、サポニン(グリチルリチン) 一般的なハーブに期待される作用:抗炎症、抗アレルギー、利尿、鎮咳、去痰、矯味(甘味)、エストロゲン様、コルチゾン様 禁忌:妊娠中、授乳中、高血圧、腎疾患、低血圧、むくみの方の使用を避けます。心不全の薬との併用は医師に相談をします。 ハーブティーブレンド:シングルよりもダンディライオン、セージ、アイブライトなど苦味のあるハーブとブレンドして使います。 ハーブティーの浸出時間:5分 ハーブティーの味:強い甘味 《リコリス》ドライハーブの使い方 ◆苦味のあるハーブとのブレンドやハーブブレンドの甘味づけに ◆喘息、気管支炎、リウマチ、アレルギーに
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
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