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精油とハーブのプロフィール事典《ウインターグリーン Wintergreen》
![]() 英名:Wintergreen 和名を冬緑油(とうりょくゆ)と言い、常緑低木の楕円形で光沢のある葉から精油が抽出されます。精油はサリチル酸メチル成分を99%含み、すっとしみるように刺激的でさわやかな香りです。ウインターグリーン精油の香りは多くの方にとって湿布薬を連想させます。実際に伝統的な腰痛の外用薬として使用され、鎮痛や抗炎症の作用で筋肉痛や神経痛にも有用です。ウィンターグリーン精油に含まれるサリチル酸塩は痛み物質のプロスタグランジンの生成を阻害します。使用精油には偽和品(合成のサリチル酸メチル)が多いため信頼あるメーカーを選ぶようにします。皮膚や神経への刺激が非常に高い精油につき、低濃度を基本に慎重に取り扱います。単体使用よりも他精油とブレンドする方が刺激性が減ります。目および粘膜部分への使用は絶対に避けます。一般的なスキンケアには使用されません。 ★危険精油とは★
一般的な精油に期待される作用:鎮痛、抗炎症、抗リウマチ 心への作用:気持ちをしゃきっとさせ、五感をシャープにします。心のクールダウンと活性化、両面の作用を併せ持ちます。 ヒーリングの作用:エネルギーを蘇らせ、意識を覚醒させます。 キーワード:クリアにする、鎮める、活性化させる。 相性の良い精油:ラベンダー・トゥルー、スパイクラベンダー、ティートリー、マートル、ジュニパーベリーなど。芳香浴使用よりも身体への塗布使用がほとんどです。 禁忌:神経毒性が強いため使用量(希釈濃度)には注意が必要です。アロマセラピー初心者、妊娠中、敏感肌、既往症のある方は使用を避けます。単独では使わず他のエッセンシャルオイルとブレンドし、ごく低濃度(1%未満)に希釈してから使用します。皮膚刺激性も強いため肌使用の際は使用前に必ずパッチテストを行うようにします。
◆肩こり、腰痛のケアに
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