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精油とハーブのプロフィール事典《ゴールデンシール Goldenseal》
英名:Goldenseal ゴールデンシールは北アメリカの山地に自生するキンポウゲ科の多年草です。別名「ヒドラスチス」、「オレンジルート」とも呼ばれています。有用部である太い根茎は名前のように黄金色で染料にも使われてきました。北アメリカの先住民族たちはゴールデンシールの根を粘膜の保護、発熱、下痢、肝臓の保護などに用いてきました。成分にベルベリン、ヒドラスチン、カナジンなどのアルカロイドを含み、抗菌、抗ウイルス、抗真菌などの作用があり感染症対策に用いられてきました。有用性のあるハーブですが副作用の可能性もあるため、使用に関して注意が必要なハーブの一つです。国内でのドライハーブの流通はなく、海外製品のサプリメントやチンキなどが主です。伝統的にエキナセアと併用されることの多いハーブでティーには苦味があります。のどの不調に対してチンキを水で希釈し、うがいに用いることが出来ます。 《ゴールデンシール》ドライハーブのプロフィール ハーブの使用部位:根、根茎 ハーブの成分:苦味アルカロイド(ベルベリン、ヒドラスチン)、油脂、精油、デンプン 一般的なハーブに期待される作用:健胃、利胆、抗菌、抗真菌、抗ウイルス、免疫賦活、止血
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