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精油とハーブのプロフィール事典《モクレン(シモクレン)Mulan magnolia》
英名:Mulan magnolia モクレン(シモクレン)は、中国原産のモクレン科の落葉中高木です。モクレンの名前は花の形が蓮に似ていることに由来しています。花弁の外側が紫色のものは「シモクレン(紫木蓮)↑」、白色のものは「ハクモクレン(白木蓮)」(学名:Magnolia denudata)と呼ばれ、それぞれの種は異なります。シモクレンの樹高は4〜5mですがハクモクレンは20mになるものがあります。美しい花木として古代中国では宮廷や寺院に植えられ、現在では世界中で庭木や公園樹として植栽されています。花は3〜4月に葉に先立って咲き、8〜9月頃に集合果となり、熟すと袋果が裂けて赤い種子が現れます。平安時代中期の辞書「和名類聚抄」(わみょうるいじゅしょう)に記載され、古くから薬用植物として知られてきました。乾燥蕾は鎮痛、鎮静作用のある生薬「辛夷」(しんい)として副鼻腔炎、鼻炎、頭重、頭痛などに用いられてきました。(同モクレン科のコブシやシモクレンの乾燥蕾も辛夷と呼ばれています) 《シモクレン》ドライハーブのプロフィール ハーブの使用部位:花蕾 ハーブの成分:モノテルペン(a-ピネン、シネオール、オイゲノール) 一般的なハーブに期待される作用:鎮静、鎮痛、抗炎症、排膿
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