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精油とハーブのプロフィール事典《ダッタンソバ Tartary buckwheat》
英名:Tartary buckwheat ダッタンソバは、中国原産のタデ科ソバ属の一年草です。「ダッタン」(韃靼)は、モンゴルに住んでいた「タタール人」を意味する言葉で、タタール人によって栽培されてきました。標高の高い山岳地、厳寒地、荒れ地でも育つ強い植物で、花は緑白色、実は11月に収穫されます。実を製粉し、製麺したものは「韃靼ソバ」として食用されています。通常のソバ(学名:Fagopyrum esculentum)に比べて苦いことから「苦そば」と呼ばれ、製麺したソバの色は黄色がかっています。苦味成分はルチン成分が分解されて出来るケルセチンに因るもので、実に含まれるルチン成分は通常のソバに比べて100倍多く含まれ、優れた抗酸化作用があります。国内では90年代頃から血流改善、血圧や血糖値の調整、成人病の予防などが期待出来る健康食として知られるようになりました。近年では、脱穀技術の工夫や改良品種による苦味成分の少ない韃靼そばも流通しています。ソバには亜鉛、カリウム、マグネシウム、鉄などのミネラルやビタミンB1・B2、ビタミンCなどが豊富に含まれています。実を焙煎したものはカフェインフリーの健康茶「韃靼そば茶」として飲まれています。 《韃靼そば茶》ドライハーブのプロフィール ハーブの使用部位:実 ハーブの成分:ルチンルチン、ケルセチン、マグネシウム、カリウム、鉄、亜鉛、ビタミンB1・B2、食物繊維 一般的なハーブに期待される作用:抗酸化 ハーブティーブレンド:緑茶、ほうじ茶、ルイボス ハーブティーの抽出時間:3〜5分 ハーブティーの味:香ばしい味と香り 注意:カリウムが多いため、腎臓疾患の場合は控えます。 《韃靼そば茶》ドライハーブの使い方 ◆健康茶として ◆料理に
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