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精油とハーブのプロフィール事典《アップルミント Apple mint》
英名:Apple mint アップルミントは、地中海沿岸、西アジア原産のシソ科の多年草です。和名を「マルバハッカ」と言い、葉の形が丸いことに由来しています。草全体に白い毛が生えているので「ウーリーミント」(woolly mint)とも呼ばれています。繁殖力の強い丈夫なハーブで地下茎を伸ばしてよく増え、グランドカバーとして人気があります。全草にハッカの芳香があり、7〜9月にかけて白色〜淡ピンク色の愛らしい穂状花を咲かせます。アップルミントの変種に葉に白い斑が入った「パイナップルミント」(学名:Mentha suaveolens var. variegata)があり、名前のようにパイナップルのような香りがします。そのほかにもペパーミントとの交配種である「グレープフルーツミント」(学名:Mentha suaveolens × piperita)には、グレープフルーツを想わせる爽やかな香りがします。アップルミントの葉にはリンゴのようなフレッシュでフルーティな香りがあり、ティーの他にデザートの飾りつけなどにも利用されています。ドライ、フレッシュともに利用されることが多く、有用成分が最大となる開花前の時期が最も収穫に適しています。 《アップルミント》ドライハーブのプロフィール ハーブの使用部位:全草 ハーブの成分:精油(ピペリテノン、ピペリトン、プレゴン) 一般的なハーブに期待される作用:消化促進、抗炎症、抗酸化 禁忌:妊娠中、乳幼児の使用は避けます。 ハーブティーブレンド:スペアミント、ペパーミント、レモンバーベナ、レモンバーム、ラベンダー、オレンジピール ハーブティーの浸出時間:3分 ハーブティーの味:フルーティな清涼感 《アップルミント》ドライハーブの使い方 ◆消化促進、食後ティーに ※ドライもしくはフレッシュハーブ ◆ホームケア、サロンワークに ※ドライもしくはフレッシュハーブ ◆マウスウォッシュ、口内炎、うがいに ※ドライもしくはフレッシュハーブ ◆デザート、サラダに ※フレッシュハーブ
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