英名:Indian bay leaf
学名:Cinnamomum tamala(キンナモムム・タマラ)
和名:タマラニッケイ(タマラ肉桂)
科名:クスノキ科
種類:常緑高木
樹高:約20m
原産地:北インド、バングラディシュ、ネパール、ブータン
タマラニッケイ植物画:Wikipedia
タマラニッケイは、北インド、バングラディシュ、ネパール、ブータンが原産のクスノキ科の常緑高木です。標高1000〜2000mの土地に植生するセイロンニッケイやシナニッケイの近縁植物です。英語ではインディアンベイリーフ、マラバールリーフと呼ばれ、樹高は大きいもので20mに成長します。葉と樹皮は薬用され、葉はオリーブ色でベイリーフによく似ています。葉には芳香成分のオイゲノールとシンナムアルデヒドが多く含まれ、ぴりっとする刺激的な香りがします。現地の伝統療法では咳、発熱、腸内ガス、糖尿病などに対して使われてきました。古い時代には香油として用いられ「マラバトゥルム」と呼ばれるシナモンで香りづけされた膏肓の材料として使われてきました。流通は少ないですが葉や小枝からは水蒸気蒸留で精油が抽出されます。刺激的な香りで食欲増進や消化不良、気のうっ滞、風邪などの感染予防に役立てられています。
《タマラニッケイ》インセンスのプロフィール
葉は伝統的な薫香材として利用され、気持ちを高揚させ、停滞した気を循環させ、悪しきエネルギーを払拭するのに役立ちます。
インセンスの使用部位:葉
一般的なインセンスに期待される作用:刺激、活性、浄化
インセンスとしての香りのイメージ:グリーン調で刺激的なスパイスの香り
《タマラニッケイ》インセンスの使い方
◆薫香材、お香に
専用香炉にチャコールを入れて焚きます。※樹脂と相性が良い
◆ポプリ、匂い袋に
他の香材とブレンドし、ポプリや匂い袋に加えます。

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