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精油とハーブのプロフィール事典《ヒューミトリー Fumitory》
![]() 英名:Fumitory ヒューミトリーは、和名を「カラクサケマン」と言い、ヨーロッパ中南部原産のケシ科の一年草(または二年草)です。春から夏にかけて直立した茎から分岐した枝先に淡紅色の筒形の花を多数咲かせます。属名の「Fumaria」は「大地の煙」を意味する言葉に由来し、種小名の「officinalis」は「薬用」で、古くからヨーロッパの伝統療法に使われてきました。日本には明治時代に渡来し、現在では帰化植物として荒地や畑地などに繁殖しています。有用部は地上部でアルカロイドのプロトピンが含まれています。肝臓と胆のうの機能を高め、血液を浄化するとして湿疹やニキビなどの皮膚症状に用いられ、その他にも便秘や痔、炎症した目の洗眼などにも使われてきました。香としてのヒューミトリーは古代ケルトの時代から使われ、浄化や保護、愛の魔法や愛の引き寄せのために使われてきた歴史があります。地球との関連が深く、富や繁栄、物質的な豊かさを引き寄せると考えられてきました。
ハーブの使用部位:地上部
◆痔の予防に
古代よりヒューミトリーは燻蒸のために使われてきました。部屋を香煙で満たすと、悪霊を祓い、邪眼から家族を護り、聖なるエネルギーとの一端を作り出します。土の要素を持つので新築や引っ越し先の場の浄化にも適しています。自然界の精霊や先祖との交霊を行うのにも役立ちます。
◆薫香材、お香に
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
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