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精油とハーブのプロフィール事典《レッド・サンダルウッド Red Sandalwood》
英名:Red Sandalwood レッド・サンダルウッドは、インド南部・スリランカ原産のマメ科の小高木です。和名を紅木(こうき)あるいは紅木紫檀(こうきしたん)とも呼ばれています。「サンダルウッド」の名前がありますがビャクダン科の「サンダルウッド(白檀)」とは異なる植物です。ゆっくりと成長する落葉樹で樹高は約10m、木材は非常に堅くて重みがあり、聖書にも記述された植物で古代の寺院や神殿の建材として使われてきました。良質な木材として家具や彫刻にも使われ、化学染料がない時代には赤色染料のとれる植物として利用されてきました。インドでは伝統的な薬用植物であり、木材の粉末には抗炎症、収斂、強壮などの作用があるとされ、皮膚疾患、腫れ物、目の痛み、頭痛などに利用されてきました。辺材は白っぽく、有用部の心材はオレンジがかった赤色で、時間が経つにつれて暗赤色に変化します。日本には江戸時代に木材として唐船にて輸入され、高級な三味線の棹材として知られています。レッドサンダルウッドはかつて木材、薬品、染料などの目的で乱獲が続いたため、現在では国際自然保護連合(IUCN)の準絶滅危惧種に分類されています。 《レッドサンダルウッド》インセンスのプロフィール レッドサンダルウッドはナチュラルインセンスとして利用されています。ほのかなナッツのような香りで、それほど強くは香りませんが、他の香材ブレンドを赤く染めます。※周りへの色移りに注意が必要です。 《レッドサンダルウッド》インセンスの使い方 ◆薫香材、お香に
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