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精油とハーブのプロフィール事典《クランベ・アビシニカ Crambe abyssinica》
英名:Crambe abyssinica クランベ・アビシニカはエチオピア原産のアブラナ科の一年草です。名前の由来は原産地であるエチオピアのアビシニカ山麓ですが、現在では地中海地域で多く栽培されています。有用部は種子で収穫の周期は90日から100日と短く、草丈は1〜2mに成長し、直立した茎から分枝して楕円形の葉をつけ小さな白色の花を咲かせます。種子からはアビシニアンシードオイル(クランべアビシニカ種子油)が低温圧搾で抽出されます。オイルは室温で液体、色はクリア〜淡黄色で軽いナッツのような香りがします。長鎖脂肪酸のエルカ酸(エルシン酸)を50〜65%と多く含み、酸化しにくく、熱への耐性があります。そのためフェイシャルだけではなくヘアケアにも利用され、軽いテクスチャーで髪や皮膚によく浸透し、優れた被膜性と潤滑性があります。オイルにはビタミンA・B1・B2・B6・C・E、タンパク質、ミネラルなども含まれ、抗酸化作用のあるオイルとして市販化粧品には全体量の20%を上限に加えられています。 《アビシニアンシードオイル》基材のプロフィール 基材の使用部位:種子 基材の成分:エルカ酸(50〜65%)、オレイン酸(10〜25%)、リノール酸(7〜15%)、エイコセン酸(2〜6%)、α-リノレン酸(2〜5%) 一般的な基材に期待される作用:皮膚軟化、保湿、抗酸化 匂い:軽いナッツ様の香り 《アビシニアンシードオイル》基材の使い方 ◆美容液、フェイシャルマッサージオイルに
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