英名:Styrax Weberbaueri、Peruvian Myrrh
学名:Styrax Weberbaueri(スティラクス・ウェベルバウエリ)
和名:‐
科名:エゴノキ科
種類:高木
樹高:
原産地:南アメリカ
近縁種Styrax pohlii植物画:plantillustrations.org
スティラクス・ウェベルバウエリは、南アメリカ原産のエゴノキ科の樹木です。学名は新しい植物種を求めてペルーを探検した19世紀のドイツの博物学者、植物学者のアウグスト・ウェーバーバウアーに因んでいます。樹脂は一般に「ペルーヴィアン・ミルラ」と呼ばれ、原産地では伝統的な香料として利用されてきました。樹脂に含まれる苦さから「ミルラ」の名前で呼ばれていますがカンラン科コンミフォラ属のミルラ(没薬)とは異なり、スマトラ・ベンゾイン(Styrax benzoin)やシャムベンゾイン(Styrax tonkinensis)の同属です。樹脂の色は淡黄色、黄金色、オレンジイエロー、サンドベージュなど様々で、色によって芳香が若干異なります。樹脂には空気が含まれていた名残の小さな穴が見られることがあり、他のエゴノキ科の樹脂のように手に取ると軽く感じられます。独特な芳香はミルラのような苦さ、土っぽく温かみのある甘いバニラやキャラメル、さらにシナモンやオールスパイス、パイン(松)、シトラス、アンバーなどの香りが複雑に混じり合い、非常にエキゾチックな印象を与えます。燃焼時の芳香はフランスのブルターニュ地方の伝統的な焼き菓子、クイーニーアマンの香りに例えられることがあります。比類のない豊かな香りは五感を開いて夢心地の世界に連れ出します。
《ペルーヴィアン・ミルラ》インセンスのプロフィール
インセンスの使用部位:樹脂
一般的なインセンスに期待される作用:鎮静、高揚
インセンスとしての香りのイメージ:土っぽさのある苦さと甘いバニラ様、全体にエキゾチックで複雑な香り。
《ペルーヴィアン・ミルラ》インセンスの使い方
◆薫香材、お香に
専用香炉にチャコールを入れて焚きます。

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