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精油とハーブのプロフィール事典《マートル Myrtle》
英名:Myrtle マートル植物画:Wikipedia
マートルは、地中海沿岸〜南西ヨーロッパ原産のフトモモ科の常緑低木です。和名はギンバイカ、イタリア語ではミルト、ドイツ語ではミュルテと呼ばれています。ゆっくりと成長する木で樹高は3〜7mに成長し、樹齢数百年になるものもあります。革質で光沢のある濃緑色の小さな葉には芳香があり、晩夏から秋にかけて梅に似た白く小さな花を多く咲かせます。花後には食用にもなる黒紫色で肉質の果実がつきます。ギリシャやローマでは幸運、豊穣、多産の象徴とされ、地中海沿岸地域では小枝を花嫁のブーケにして祝福を行います。花が結婚式に使われることから「祝いの木」と呼ばれ、ギリシャ神話や旧約聖書にも登場する神聖な芳香植物です。愛の女神ヴィーナスはマートルの花を愛し、その身に飾ったと言われています。マートルは女性の純潔を表わすとともに催淫剤として使われた歴史を持ち、葉の形が女性の性器に似ていることから特徴表示説では婦人科系にまつわる病を癒すと考えられてきました。16世紀のヨーロッパで「天使の化粧水(エンジェル水)」と呼ばれたローションの主な材料としても知られています。マートルの精油は葉と小枝から水蒸気蒸留で抽出されます。ユーカリやティートリーと同じフトモモ科ですが香りは穏やかで刺激も少なく、芳香浴や塗布法に適しています。低濃度であれば子どもにも使用出来るやさしい精油の一つです。マートル精油には「レッド」と「グリーン」の2種類があり、学名はどちらも「Myrtus communis」です。レッドマートル精油の色はオレンジがかった赤色、グリーンマートルの精油の色は淡黄色です。レッドマートルの産地は地中海南部の北アフリカ、グリーンマートルの産地は地中海北部と東ヨーロッパです。レッドマートルの香りはグリーンマートルと比べるとややスパイシーで、グリーンマートルはレッドマートルよりもやや甘く爽やかな香りが特徴です。レッドマートル精油には酸化物の1,8-シネオール成分が多く含まれており、呼吸器系のケアに有用です。グリーンマートル精油にはモノテルペンのα-ピネン成分が多く含まれています。どちらのマートルも感情面では心を落ち着かせて不安を和らげ、眠りの質を良くします。
一般的な精油に期待される作用:抗カタル、消毒、収れん、抗菌、去痰 心への作用:混乱した気持ちを整え、心をすっきりと楽にさせます。怒りの感情を抑え、安らかな眠りを誘います。妬みや恐れの感情を鎮めます。 ヒーリングの作用:穏やかなエネルギーの浄化作用で、さらりと軽いエネルギーに変化させます。意識の乱れ、過剰な欲求、繰り返し浮かぶネガティブな思考パターンからの脱出をサポートします。繊細な感情に働きかけて静かなバイタリティを与えます。 キーワード:清浄、リフレッシュ 相性の良い精油:柑橘系、ラベンダー、ユーカリ、ティートリー、プチグレイン、スプリュース、ネロリ、ゼラニウム
◆呼吸器系の症状のサポートに ◆フケが気になる場合のヘアケアに ◆ニキビ肌のスキンケアに ◆膀胱炎の予防に ◆安らかな眠りに ◆怒りのコントロール、感情の解放に
マートルの葉は伝統的に愛のための呪いや儀式に用いられてきました。魅惑的な香りはソウルメイトの引き寄せや幸福な結婚、愛と美のための魔法を生み出します。
◆ポプリ、サシェに ◆薫香、お香の材料に
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
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