|
精油とハーブのプロフィール事典《マンダリン Mandarin》
英名:Mandarin 平らな円形をして、素手で皮を剥く事の出来る、おなじみの「みかん」です。マンダリンの果実は酸味が少なく甘みがあるためフルーツとして大変人気があります。マンダリンの種類は主に4種で、ミカンの栽培が盛んな中国浙江省の温州に因んで名づけられた温州みかんもマンダリンの一種です。欧米ではmikan、satsumaの名で呼ばれるマンダリン種もあります。マンダリンの果皮を乾燥させたものは漢方では陳皮(ちんぴ)と呼ばれ、血圧降下や健胃、鎮咳などの作用を持ちます。精油はマンダリンの果皮から冷圧搾法で抽出されます。マイルドでブレンドしやすく、どの精油とも合わせやすい香りです。性別年齢問わず誰からも好まれ、特に子ども達には大変好まれます。鎮静作用があるため、情緒面で落ち着きのないお子さんにはこの香りが良い助けになります。マンダリン精油は同じ柑橘系精油であるタンジェリン精油やオレンジ精油とほぼ似た作用を持ちます。トップノートの香りはオレンジに比べると爽やかさにおいては劣るものの、マンダリン特有の温かみを感じさせる香りです。気持ちをリラックスさせ、安らかな眠りに誘います。マンダリン精油はインナーチャイルド(内なる子ども)を癒します。子ども時代に受けた心の傷を癒し、楽しかった記憶を思い出させてくれます。 《マンダリン精油》の作用 一般的な精油に期待される作用:鎮静、鎮痙、消化促進、緩和、健胃 心への作用:気持ちがはりつめている時、ストレス、情緒不安定な時に。交感神経の鎮静を行い、リラックスさせます。 ヒーリングの作用:満ち足りた幸福感で包みます。インナーチャイルドを癒します。子ども時代の厳しいしつけ、安心できない環境によって傷ついてきた魂の守護を行います。 キーワード:無邪気さ、幸福、安心 相性の良い精油:ほとんどの精油と合い、ブレンドに爽やかさと温かみを与えます。 禁忌:光毒性の可能性があります。肌使用後12時間以内には直射日光には当たらないよう注意します。 《マンダリン精油》を使ったホームケアの方法 ◆胃もたれ、消化不良、お腹のガスに ※幼児の腹痛にも ◆セルフリンパマッサージに ◆月経前緊張症、生理痛に ◆落ち着きのない子どもに ◆眠れない時に ◆妊娠線の予防に ◆むくみ、水分滞留に
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
|
2012-2024 Copyright (C) Holistic Aroma Academy, all rights reserved.
|