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精油とハーブのプロフィール事典《エルダーフラワー Elder flower》
英名:Elder flower エルダーフラワーは枝が火を起こすために使われていたことからアングロ・サクソン語の「炎(エルド)」に由来しています。別名をパイプツリー、あるいは枝の煎じ液を骨折治療に用いていた事から「接骨木」の名前もあります。高さ10メートル以上にも成長する樹木もあります。花、葉、根、樹皮、果実の全てに薬効がありますが、ハーブセラピーでは主に花部分を使用します。花はクリーム色で特長的なマスカットのような甘い香りがします。昔のヨーロッパではその効能から「庶民の薬箱」の名で呼ばれてきました。伝説で魔女がこの木で身を隠すとされた事から魔女信仰と結びついて「魔女の木」、「悪魔の木」あるいは「悪魔よけの木」とも解釈されてきました。ハーブティーの味わいや効能がジャーマンカモマイルに似ているため、キク科アレルギーでカモマイルを使用出来ない方の代用となります。甘い香りはハーブシロップやハーブコーディアルの風味づけに利用されています。ハーブ療法では発汗作用があるので風邪やインフルエンザの予防や引き始めに役立ちます。穏やかで禁忌がなく、日常使いにふさわしいまさに万能ハーブです。 《エルダーフラワー》ドライハーブのプロフィール ハーブの使用部位:花 ハーブの成分:脂肪酸、フラボノイド、粘液質、タンニン、ビタミンC、ルチン、ペクチン 一般的なハーブに期待される作用:発汗、保湿、抗アレルギー、緩和、利尿 ハーブティーブレンド:くせがなく穏やかで何にでも良く合います。ブレンドのベースとして日常的に使用出来ます。 ハーブティーの抽出時間:3分 ハーブティーの味:マスカットに似た甘みのある飲みやすい味 《エルダーフラワー》ドライハーブの使い方 ◆打ち身、捻挫、関節炎、リウマチ、痛風のケアに ◆喉の痛みに ◆風邪、インフルエンザのひき始めに ◆美肌、スキンケアに
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
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