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精油とハーブのプロフィール事典《セージブラシ(デザートセージ) Sage Brush(Desert Sage)》
英名:Sage Brush(Desert Sage) セージブラシは別名を「デザートセージ(砂漠のセージ)」と呼ばれるキク科ヨモギ属の多年草です。その他にも「シルバーワームウッド」「ウエスタンマグワート」「ルイジアナワームウッド」「グレーセージワート」とも呼ばれています。セージブラシのなかで特にカリフォルニアのネイティブインディアンの聖地、シャスタ山で採れるものは一般に「シャスタセージ」と呼ばれています。学名のludovicianaはラテン語の「ルイジアナ」の意味です。シルバーグレーがかった葉の色から「ホワイトセージ(ブラシ)」とも呼ばれ、そのため別種の「ホワイトセージ」(シソ科サルビア属、学名:サルウィア・アピアナ)と混同されることがあります。これらはどちらもスマッジングに利用されています。セージブラシは北米原産で、現在はカナダやメキシコなどにも植生し様々な亜種があります。良い芳香のする細長い葉は灰白色の細かい毛に覆われており、特に雨後に強く香ります。茎の先端には7月から10月にかけて黄色い穂状の花が咲きます。観賞用の植物として日当たりの良い乾燥した土壌に植えると良く成長し、大きく広がります。ヨモギ属でありながら「セージ」と呼ばれるセージブラシはネイティブインディアン史上、最も古い歴史があり、彼らの間で尊重されてきました。ネイティブアメリカンは儀式、祈祷だけではなく自然療法や暮らしのためにセージブラシを使用してきました。祈祷では悪しき力から守るために焚かれ、その他にも発汗、解熱、抗バクテリア、抗真菌作用があるとして風邪、頭痛、咳、感染予防などに用いられてきました。ブラックフット族は皮膚疾患にこの植物を用いてきました。
《セージブラシ》インセンスのプロフィール 乾燥させた葉をいぶす「スマッジング」は、ネイティブアメリカンたちの間で長く伝統的な薫香として行われてきました。国内でのセージブラシはホワイトセージに比べると一般的ではありませんが、ホワイトセージとは異なる香煙のこのセージブラシを好む方もいます。薫香として焚くと大地と精霊を結び、悪しき感情や思考を追い払います。 《セージブラシ》インセンスの使い方 ★スマッジングの行い方★ 注意:スマッジング用セージブラシは薫香材として使用するもので食品(ハーブティ)ではありません。 一般的なインセンスに期待される作用:鎮静、浄化、精霊との交信、保護
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