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精油とハーブのプロフィール事典《セルフヒール Self Heal》
![]() 英名:Self Heal ![]() セルフヒールは、和名を「セイヨウウツボグサ」と言い、ユーラシア大陸北部が原産のシソ科の多年草です。日当たりの良い土地を好み、繁殖力が旺盛で匍匐性の茎が地面に広がるため園芸ではグランドカバーとして使われています。ピンクや紫色の花は開花時に立ち上がるようにして咲き、唇のような形の花には蜜蜂がよく集まります。ハーブとしての有用部は地上部です。植物そのものには香りはありません。近縁種に東アジア原産の「ウツボグサ」があり、花が「靭(うつぼ、武士が矢を入れる道具)」に似ていることから名づけられました。ウツボグサは花後に立ち枯れするので「夏枯草(カコソウ)」と呼ばれています。ウツボグサは生薬として煎剤を口内炎、扁桃炎、膀胱炎などに使われてきました。 セルフヒールは「自然治癒」の名前のようにヨーロッパでは伝統的な薬用植物であり、利尿、収れん、抗菌、消化促進、強壮、止血、消炎などの作用で知られてきました。ドライハーブはティーとして飲用されるよりもうがい用の浸出液や傷口消毒のチンキに利用されることの多いハーブです。原産地のヨーロッパでは、生の葉や茎をすり潰したものを傷の応急処置や血止めに用いてきました。
ハーブの使用部位:地上部 ハーブの成分:ルチン、β-カロテン、ビタミンB・C・k 一般的なハーブに期待される作用:利尿、収れん、抗菌、防腐、消化促進、強壮、止血、消炎 禁忌:ティーはタンニンを多く含むため長期使用および胃弱の場合は避けます。
◆口内炎に ◆軽い傷に
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