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精油とハーブのプロフィール事典《ワイルドストロベリー Wild strawberry》
英名:Wild strawberry 太い根茎が地を這うように成長して、広く繁殖する多年草です。春と初夏に白い小さな花を咲かせ、夏から秋にかけて小さな赤い実が生ります。日本ではヘビイチゴの名前で呼ばれており、俗に〈蛇が食べる〉〈有毒である〉等と言われますが、それらは誤解であり、この実に毒性はありません。ヨーロッパ、西アジアを経て日本の北海道に帰化したため蝦夷蛇苺の和名が付けられました。実はビタミンCが豊富で、ジャムなどに加工して食べることが出来ます。私たちが普段食べる苺はオランダイチゴという種類で、ドライハーブで用いるワイルドストロベリーとは種類が異なります。ワイルドストロベリーはイチゴのなかで薬効がある唯一の品種で、ハーブセラピーでは主に葉部分を用います。葉は血液をきれいにする浄血作用に優れており、穏やかな利尿作用で毒素の排出を促し、水太り、むくみに役立ちます。また、胃、肝臓の機能を高めるので、食べ過ぎや飲み過ぎの際に良いティーです。外用すると炎症をなだめ、肌の収斂を行います。
《ワイルドストロベリー》ドライハーブのプロフィール ハーブの使用部位:茎、葉 ハーブの成分:クエン酸、粘液質、精油、ペクチン、糖質、ビタミン、ミネラル 一般的なハーブに期待される作用:殺菌、強肝、強壮、浄化、緩下、収れん、血液浄化 ハーブティーブレンド:くせがなく、ほとんどのハーブと合います。 ハーブティーの浸出時間:3分 ハーブティーの味:穏やかで飲みやすい草の味わい 《ワイルドストロベリー》ドライハーブの使い方 ◆血液浄化、膀胱炎、腎機能、肝機能のサポートに ◆消化器系の不調に ◆水太り、むくみに ◆日焼け肌、ほてり、腫れものに
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
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