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精油とハーブのプロフィール事典《アイブライト Eyebright》
英名:Eyebright アイブライトは荒野や牧草地に育つ小さな灌木で、硬い茎とギザギザした円形の葉を持ち、小さな白い花を咲かせる半寄生性の一年草です。学名はギリシャ語の「陽気である、爽快な」の意味に由来し、eye(目)bright(輝く)の名前のように、主に目を爽快にすることで知られてきました。アイブライトの浸出液は目に映る邪悪なものをはねのけるとされた事から、魂の浄めを行う聖なる水とされた事もあります。叙事詩「失楽園」では、大天使ミカエルが光を失ったアダムの目を、このハーブを用いて光を取り戻す場面があります。16世紀のヨーロッパではティーの他にもワイン、エールなどの飲み物でアイブライトはよく飲まれてきました。殺菌作用があることから、結膜炎やものもらいなどの眼病には、ろ過された浸出液で目を洗浄するなどして利用されてきました。アイブライトの花は中心に赤い線があり、それが充血した目の血管のように見える事から、特徴表示説でも疲れ目や目の充血に良いとされます。やさしい作用でペットの目のトラブルにも利用出来ます。目の洗浄には主にシングルで用いられます。穏かな収れんと炎症を抑える作用があり、風邪や副鼻腔炎など鼻や喉の粘膜のトラブルにも利用されます。頭蓋内をクリアにするハーブで、頭をすっきりさせて集中力を高める働きもあります。そのため花粉症の時期にも用いられます。 《アイブライト》ドライハーブのプロフィール ハーブの使用部位:葉、茎 ハーブの成分:タンニン、イリドイド配糖体、リグナン、フラボノイド、精油 一般的なハーブに期待される作用:収れん、抗アレルギー、殺菌、抗炎症、去痰 ハーブティーブレンド:ネトル、ワイルドストロベリー、エルダーフラワー、ペパーミント ハーブティーの浸出時間:3分 ハーブティーの味:やや苦みのある草の味わい 《アイブライト》ドライハーブの使い方 ◆目のトラブルに ◆花粉症のケアに ◆花粉症、鼻、喉のむずむずに ◆疲れ目、ドライアイ、目の充血に ◆ペットの目のトラブルに
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