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精油とハーブのプロフィール事典《グアバ Guava》
![]() 英名:Guava ![]() グアバ(グァバとも)は、亜熱帯性のフトモモ科の常緑低木で「バンジロウ」(蕃石榴)の別名もあります。沖縄では民家に植えられ「バンシルー」と呼ばれています。樹皮は滑らかで楕円形の葉を持ち、春に白い花を咲かせます。トロピカルフルーツとして知られているグアバの果実は円形で、種ごと食べることが出来、ジャムやジュースにも加工されています。果肉はピンク、白、クリームなどの色があります。果実に含まれるビタミンCはレモンの2倍で、その他にもビタミンB、食物繊維、ポリフェノールなどが含まれ健康維持や美肌に役立ちます。原産地の熱帯アメリカでは紀元前から食用され、葉の効能も近年になって研究され、健康茶として知られるようになりました。葉にはポリフェノールが豊富に含まれ、血糖値の上昇を抑えて糖尿病の予防に役立ちます。グアバ茶から抽出されるポリフェノールはグアバ茶に特有のもので「グアバ葉ポリフェノール」と呼ばれています。グアバ葉ポリフェノールは糖類をブドウ糖に分解する糖質分解酵素の働きを抑え、糖の血中吸収を遅らせます。グアバ茶は「特定保健用食品(トクホ)」になっており、動脈硬化や高血圧などの成人病予防や疲労回復、ストレスなどにも役立つ健康茶です。ただし、グアバ茶を多量摂取して症状が治癒するものではなく、過剰摂取は下痢、腹部膨満感、腸内ガスなどの原因となるため注意します。疾患のある場合は医師に相談してください。
ハーブの使用部位:葉、果実
◆血糖値調整に
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